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福島第一原発 廃炉までの工程表をNHKが入手

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以下は7/9 19:00 NHKニュースより:

○スケジュール

NHKが入手した福島第一原発廃炉までの工程表によると、
・使用済み燃料プールからの燃料取り出し 5年後
・原子炉の使用済み核燃料10年後
・建屋の解体までは数十年かかる見通し

原子炉からの使用済み核燃料の取り出しは、スリーマイル(事故後6年半)より3年半遅い。理由は、原子炉から使用済み核燃料を取り出すには原子炉をまず水で満たす必要があるが、ふくいちの場合は燃料の一部が格納容器に溶け落ちており、また格納容器も破損している可能性が高いため、格納容器の補修後水で満たす必要がある。放射性物質による汚染個所の除染も必要。

今年10月~1月をめどに 原子炉冷温停止後に、警戒区域縮小・解除を冷温停止後検討へ、といっていたが、とはいえ廃炉まで数十年という見通しが示されたことでその点についても見直す必要があるのではないか。

○廃炉に向けて検討すべき課題

1.技術開発
核燃料を安全に取り出すには、原子炉内の放射線量下げる必要がある。そのための遠隔除染技術。また、取り出した燃料や放射性廃棄物の処分技術など。

2.取り出した燃料の処理
取り出した使用済み燃料については再処理・埋め立ての両方を含め、検討 幅広い観点から検討する必要がある。

事故の収束に向けて電力会社だけでなく国内・国外の英知を集める必要

○工程表案についてのコメント

・東京大学大学院 岡本孝司教授
スリーマイルの知見を活かせば、リスクは大きいといっても相対的に見れば十分コントロールできる。廃炉がどういうものでリスクがどの程度か、現状を放置するよりははるかに低いとはいえゼロではないリスクは当然ある。住民、国民にしっかり説明することが必要

・保安院の森山対策官
福島第一原発の現状を踏まえれば相当長期的対応が必要と認識 まずは事故の収束を図ること

・管総理
事故の処理をめぐって3.5.10年、最終的には数十年単位の時間がかかる見通し。原子力行政のありかたの抜本的改革、エネルギー政策そのものをもう一度抜本的に国民的議論をする必要がある。

 

(参照情報) 東電福島第一原発ニュース: 廃炉向けた工程表案明らかに(NHKオンライン 7月9日 18:20更新)

Written by asako

7月 9th, 2011 at 7:20 pm

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